財産を築こうと思ったら貯蓄額を増やすことよりも資産を増やすことを考えるべきである。そして借金とのバランスをとりながら資産と負債をあわせたパイそのものを大きくしていけば、財産は増えていく。ここで、ある雑誌に載っていた家族の財産づくりの例を紹介しておこう。子どもがいる共稼ぎ夫婦のことをDEWKS(デュークス)と呼ぶことがあるが、この夫婦は典型的なデュークスーカップルである。娘が二人いて、九歳と一歳。年収は夫(四〇歳)が七八〇万円、妻(三五歳)が四八〇万円ある。
[参考情報]
JR総武線(稲毛)の新築マンション一覧
合計一二六〇万円の収入。下の子どものベビーシッター費として毎月二〇万円も払っているが、これからはこの妻のようにベビーシッターにお金がかかっても自分は専業主婦ではイヤだと働きに出る女性がふえてくるだろう。それはさておき、現在この家族は数年前に九一〇〇万円で購入した広いマンション(一七〇平方メートル)に住んでいるのだが、それまでにマンションを二回転売している。二軒目に三〇〇〇万円で買ったマンションが六五〇〇万円で売れ、それで住宅ローンの残りを精算して残ったのが六〇〇〇万円。それに加えてその間にためて二〇〇〇万円あった貯蓄を頭金にして、いまのマンションを購入したのである。