煙で燻される「ティピ」には、防水効果も

2011.10.14

煙による効果もある。内部で焚かれた煙で天幕が燻されることで、皮のミクロな孔にカーボンがつまり防水効果が得られる。また露除け布と呼ばれる布が内部の壁にそって張られており、天幕の外部と内部の生活空間の間に薄い空気の層をつくることで断熱効果が高められている。ティピは組立式の簡易住居であるが環境を考慮した高機能住居といえる。モンゴルの「パオ」もまた、機能性の高い移動式の住宅である。パオとは、モンゴルの大草原で家畜を飼いながら移動する遊牧民の折りたたみ式の住宅をいう。円形の壁と円錐形の屋根は、フェルトで覆ったもので、解体と組み立てが簡単にできる。一般的にパオと呼ばれているが、これは中国語で饅頭の意味。モンゴル語では「ゲル」という。内部は広くて暖かい。もし、宇宙服に使われる繊維の技術でパオをつくったら、軽くて強い住宅ができそうだ。ティピもパオもモバイル住宅として、じつに合理的であり機能的だ。

北足立郡の新築一戸建て
北千住の賃貸・部屋探し情報
JR常磐線(北松戸)の新築一戸建て
北山の賃貸・部屋探し情報
北広島市の中古一戸建て