頭金づくりは共働きが一番

2011.10.07

頭金は、自分の力で作るならば、結婚して子供が生まれる前に、夫婦が共に会社を退職せず、なるべく節約し、その給与のなかから貯蓄していくのが一番である。最近は預金金利が低いので、元金が何年で目標に達するかを第一に考えて、利息は諸費用のために使うくらいの余裕が必要だ。さて、五〇〇万円をためるのは単純に考えてどうなるか。その計算例を出してみよう。「これならわたしたちにもできる」というラインを見つけて、貯蓄するのがよい。
●ケースー
二年で五〇〇万円ためる。夫婦二人でボーナス時に二〇万円ずつ、合計四回で一六〇万円。残りの三四〇万円を毎月貯蓄すると、(三六〇万円÷二)÷二四=七万五〇〇〇円。これだと、手取りが互いに三〇万円ぐらいの人でなければちょっと大変である。
●ケースニ
三年で五〇〇万円。夫婦二人でボーナス時に一五万円ずつ、合計六回で一八〇万円。残りの三二〇万円を毎月二人でためると、(三二〇万円÷二)÷三六=四万四四四四円。このようなシュミレーションをしてみると、三年間なら何とかたまりそうである。それ以外に、次のような諸費用がかかるのを心得て諸費用も入れると五〇〇万円だけではたりない。(1)登記費用(2)建物に対する消費税(3)ローン実行に当たり抵当権の設定費用(4)ローンの手続きに関する手数料(5)引っ越し代。
もちろん、すでにそれぐらいの貯蓄があるならば、話は別だが、今から住宅購入の頭金、諸費用をためようとするならば、もう一年かけて次のような貯蓄をしたらどうだろう。
●ケース三
四年間で五〇〇万円+諸費用。夫婦二人で、ボーナス時に毎回一五万円ためると、(一五万円×八)×二=二四〇万円。毎月一人が五万円づつためると、(五万円×四八)×二=四八〇万円。これを合わせて四八〇万円+二四〇万円=七二〇万円ということになる。このなかから五〇〇万円を頭金にすれば、ほかに、二二〇万円が諸費用のお金として残る。さらに頭金が六〇〇万円になったとしても、一二○万円残るし、このほかに積み立ての金利があるのでそれも使える。これで五〇〇万円の頭金の積立作戦は終わりである。

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